飲食店のイベント開催は集客効果を上げる有効な手段のひとつです。イベント内容が充実したものであれば、一度利用したお客様から再び来店してもらえる機会も増えるでしょう。
しかしイベントを開催する上で抑えておくべきポイントや、どのような企画が効果的なのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、
◆イベント開催することのメリット・イベントを成功させるための開催手順
◆集客するのに効果的なイベント事例
以上の項目に分けて解説します!
飲食店がイベント開催するメリット
飲食店がイベントを催すことで、以下のようなメリットが得られます。
・集客効果および売上アップ
・店舗のブランディング
・マンネリ化の防止
イベントがユーザーニーズにマッチするものだと集客数が伸び、売上もアップします。
イベント開催でお店のイメージアップができれば、利用客からの口コミで認知度アップにも繫がるでしょう。
またイベント開催中は日頃扱っているサービスやメニューとは異なるものも提供できるため、お客様や従業員の新鮮味が増しマンネリを防ぐ効果も期待できます。
イベント開催の手順
ここではイベント開催の手順と、準備する上で注意すべきポイントについて見てみましょう。
イベントを行う目的を明確にする
まずはイベントを行う目的を明確にしましょう。
例えば集客や売上アップだけでなく「新規のお客様を増やしたい」「街の活性化を図りたい」など、目的がはっきりしてればイベント開催における有効な手段が見えてきます。
売上目標を決める
売上目標を決めることでイベント成功に向けてのモチベーションアップが期待できるほか、イベントの計画も練りやすくなります。売上目的という具体的な数値があると、イベントが成功したのか失敗したのかの基準も明確になります。
イベントのターゲットと内容を決める
開催予定のイベントは、ターゲット層を決めておくのが大切です。ターゲットを明確にすることで、メニューの量や価格帯、有効な告知方法などの判断がつきやすくなります。
もしターゲット設定に悩む場合は、お店のコンセプトをベースに考えてみましょう。お店のコンセプトとターゲット層が明らかに外れたものだと、集客効果が見込めないので注意が必要です。
ターゲットが設定できたら、それらのお客様が来店したいと思えるイベント内容を考案しましょう。
イベントのコストを計算する
イベント開催のコストがどれくらいかかるのかを計算しておきましょう。かかる費用は材料費・広告費・人件費以外に、備品や装飾品なども必要になる場合があります。売上目標は、ここで解説したイベントのコストも加味したうえで設定するようにしてください。
イベント告知を行う
イベント告知は設定したターゲット層の目に留まりやすい方法で行いましょう。ターゲットに周知できない告知の仕方をしてしまうと集客効果が見込めず、売上目標の達成が難しくなります。
例えば20~30代の女性をターゲットに設定した場合は、ターゲットの利用人口が多いInstagram(インスタグラム)を活用するなどの方法があります。
告知方法によってはコストが大きくかかるので、予算や売上目標に応じて決定しましょう。
イベントを開催する
これまでに解説した手順や準備が完了すれば、いよいよイベントの開催です。設定した売上目標の達成に向けて、イベント告知やお客様が満足できるメニューやサービスを提供しましょう。
イベント終了後は、成功・失敗したかの判断だけで終わらせないようにしてください。イベント開催で発生した問題点や反省点を洗い出し、次回によりよいイベントを開催できるように改善していくことが大切です。
飲食店のイベント集客の事例・アイデア
ここでは、集客効果が期待できる、飲食店のイベント内容の例をいくつかご紹介します。
季節に合わせたイベント
飲食店のイベント開催では旬の食材を取り入れたメニューや、夏祭りのような季節ごとにある催しを利用する方法があります。夏には夏野菜を使った特別メニューを提供する、浴衣で来店したお客様に割引サービスをするなどが良い例です。これらを期間限定で行うことで特別感が得られ、集客効果が見込めます。
SNSを駆使したイベント
SNSを利用したイベントも高い集客効果が見込めます。Twitter(ツイッター)やInstagramのような利用人口の多いSNSは拡散力に優れているほか、広告費がかからないのがメリットです。
イベントでのSNS利用例としては「ハッシュタグ(#)付きで、店名やイベント名を記述した投稿をしてもらったお客様に、サービスや割引を行う」といったものがあります。これによりお客様のフォロワーに店舗とイベント内容が拡散され、結果的に集客と売上アップに繫がります。
コラボイベント
人気のキャラクターや有名人、近隣の飲食店などとコラボ企画を催すのもひとつの方法です。特に同じ市町村内に関係したコンテンツとコラボすると、地域活性化にも繋がります。
またオフ会の会場として場所を提供したり、テレビを設置してサッカーなどのスポーツ観戦をしながら食事を楽しんだりといったイベント事例もあります。
コラボイベントではコラボした相手方のコミュニティからの集客が見込めるので、新規ユーザーの獲得に繫がります。
飲食店のイベント開催は集客効果と売上アップが期待できます。また、店舗のブランディングなどにも繫がるチャンスです。
しかしイベント開催は、準備を怠っているとこれらの結果が得られません。イベント成功のためには、目的・売上目標・ターゲットの設定を明確にし、ターゲットに対して有効な告知方法を取り入れることが大切です。
ぜひこの記事を参考に、準備段階からしっかりとアイデアを練り、イベント成功に繋げましょう。
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