マーケティング

飲食店のコラボのすすめ!パートナーとWin-Winを目指しましょう

最近様々な業界で「〇〇と△△のコラボ」というのを多く目にするようになったと思いませんか。
コラボとはコラボレーションの略で簡単にいうと「協業」のことです。

コラボは飲食店でも古くから行われているものの、この度のコロナ禍でさらに注目を集めています。そうなれば、私たちもコラボを始めて、売上げアップの波に乗り遅れないようにしましょう。

本記事では飲食店のコラボについて、概要やメリット、注意点などについてお伝えします。最後にコラボのアイデアもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

飲食店にとってコラボとは


コラボレーションという言葉は、デジタル大辞泉で引くと「異なる分野の人や団体が協力して制作すること。また、制作したものをいう。」となっています。元は芸術分野を中心に使われていたものが、今では一般化し協力して何かを行う際に広く利用されています。

似た意味でタイアップがありますが、こちらは「提携」と訳されることが多く、コラボレーションよりも商業的な利益にフォーカスしている場合に使用される言葉です。ただし、本記事では両者を明確には区別せず、今後はコラボという言葉で通します。

また、コラボには他業種や他業態で協力するイメージが強いですが、今回は同業態も含め他の事業者との協力すべてを指すこととします。

飲食店がコラボするメリット


飲食店が他店舗とコラボするメリットは様々あります。以下の3点に集約できますので、それぞれについて見ていきましょう。

新規客を増やせる

まず期待できるのが、それぞれの店舗のお客様がコラボ相手のお店に行く機会ができることです。特に、お店のファンになっている人であれば、コラボ商品目当てにもう一方のお店を訪ねるのはほぼ確実でしょう。

また、このコラボの情報が他にも広まれば、各店舗のお客様以外の新規集客にもつながるはずです。企画内容が面白ければ拡散する力も大きくなるため、ますます集客力が高まります。

既存客の来店頻度を上げられる

いわゆるリピーターや常連さんといわれるお客様であっても、同じ店に行き続けると飽きが来るものです。しかし、コラボによって新しい商品が加われば、楽しみができ来店頻度が上がることでしょう。

もちろん、商品やサービスの新しさだけでなく企画そのものの楽しさも、既存客を引き付ける要因となります。既存客の方たちの視点も意識して企画を立てるとよいでしょう。

客単価を上げられる

コラボ企画では、これまでなかった付加価値を商品に持たせられるようになります。つまり普段提供している価格以上であっても、注文されやすくなるということです。

これまでなかった他店の要素が入っていますので、これらの魅力や付加価値をきちんと訴求できていれば、スムーズに単価を上げられるはずです。

飲食店がコラボする際の注意点


当然のことながら、コラボをする際にはメリットだけでなくデメリットも発生します。これらの注意すべき点についてお伝えします。

双方に利益があるか確認する

まずはこのコラボによって、双方にしっかり利益が残るかを確認しましょう。

新規客が増え、既存客の来店頻度が上がったとしても、経費が多くかかってしまっては残る利益が少なくなる可能性があります。たしかに、広告を出したり、新たな食材や備品を導入することで集客効果は上がるかもしれませんが、しっかり利益を残せるように気をつけてください。

また金銭面以外の利益も失わないようにしましょう。特別な技術やノウハウもあなたが持っている利益といえます。コラボでそれが流出してしまわないよう、注意してください。

事前準備をしっかりやる

ノリだけで始めてしまうと、問題が後々発生することも考えられます。

たとえば、もともとの来店客数の差が大きく、コラボの結果片方が一方的にお客様を流すことになるかもしれません。このような可能性があるならば、事前に利益配分について取り決めるなどをして揉める原因を消しておきましょう。

またコラボ内容によっては、作業に時間がかかりなかなか実行にたどり着けないことも考えられます。そうならないよう、タイムスケジュールをしっかりと作り、お互いに進捗を確認し合うようにするとよいでしょう。

様々な交渉をしつつ作業を進め、細かな調整もしていると、思うように進行しないことが多くなりますので、シビアに予定を立てて準備をしていきましょう。

お互いの客層を確認する

コラボによってお互いのお客様を紹介し合うような場合に気を付けなければならないのが、理想の客層と異なることです。

コラボの内容ばかりに気を取られていると、せっかくお客様を紹介してもらっても、お店にマッチしないということはよくあります。ですから、それぞれのお店の客層を確認して、その方たちがマッチしているのをわかった上で、コラボの話を進めましょう。

飲食店のコラボアイデア3選


飲食店のコラボには、いろいろなパターンがあります。知恵を絞れば、新たなものもたくさん出てくるでしょう。ここでは、参考になると思われるコラボアイデアを3つお伝えします。

ダイエットサロンとメニュー開発

いかにもコラボといえるのが、食事指導を行っているダイエットサロンとのメニューの共同開発です。

ダイエットサロンが監修していれば、お客様に健康的な料理であることをアピールできます。もちろん、健康を意識している方からのお店の印象も良くなるでしょう。

双方のお客様に宣伝をすれば、お互いの集客にもつながります。

飲食店同士で2次会利用の促進

コラボというにはあまりにもシンプルなのが、2次会のお店としてお互いを紹介し合うというものです。

チラシやショップカードをお互いに置きあうだけでも、多少は効果が見込めるでしょうが、会計時に「2次会でしたらこちらへどうぞ」と一言添えてチラシなどを渡すとさらに効果が上がるでしょう。もちろん「割引」や「ワンドリンクサービス」などの特典があれば、より効果的です。

手間なく始められて、コストもほとんど掛かりませんので、今すぐにでも始めてみてはいかがでしょうか。

複数の飲食店で自販機運営

最近、自店の料理を冷凍して自販機で販売する飲食店が増えています。

しかし、このためには急速冷凍機も必要で、これらを揃えるには買い取りにしろリースにしろ結構な費用がかかるので、導入は容易ではありません。それが、数店舗で協力すると割安での導入が可能となります。

自販機の設置場所が自店から遠くなる可能性はありますが、それはそれで普段自店の前を通らない人への宣伝になると思えば、大きなメリットと考えられます。現時点では、飲食店が直営する自販機は注目されやすいので、売上以上の宣伝効果が見込めるでしょう。

飲食店の自販機導入に関しては、こちらを参考にしてください。

今回は、飲食店でのコラボについてお話してまいりました。
これまでは大手の飲食店のみに限られていた印象のあるコラボですが、規模によらずメリットがあり、また簡単に始められることがおわかりいただけたかと思います。
特に今回お伝えしたかったのは、お客様を奪い合う「Win-Lose」の関係にあると思っていた近所の同業者が、実は協力し売上に貢献し合える「Win-Win」の関係になれるということです。
もちろんメリットだけではありませんが、アイデア次第では大きな成功に繋がる可能性がありますので、何かしらのコラボはできないかと想像力を膨らませてみてください。そして、良いアイデアが浮かんだら、ぜひ実行してみてください。

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