何故、お客さんがこないの?
料理の味や店舗の立地。また、内装や接客にも大きな問題はない。むしろ、自信があるほうだ。それなのにお客さんが全然来ない…。
そんな状態に頭を悩ませている飲食店経営者は多いのではありませんか?お客さんが求めているものはすべて提供しているはずなのに、どうして来店してもらえないのでしょうか…。
じつはお客さんが来ない飲食店にはある特徴があるんです。
お客さんが来ない飲食店の特徴
入りづらい店構えをしている
お客さんは店舗の見た目を判断基準のひとつとしています。その見た目の部分で問題がある飲食店は、うまくお客さんを集められない傾向にあります。もしかしたら、あなたの店舗でも店構えに問題があるのかもしれません。
競合と差別化できていない
飲食店が密集しているエリアでよくありがちなのが、同じような飲食店がずらりと並んでいる、ということです。こうした差別化がうまくできていない飲食店もお客さんを集めにくい傾向にあります。
店内の様子がわからない
店内の様子がわからない飲食店もお客さんが来店してくれない傾向にあります。今の時代、お客さんは飲食店を選ぶ際、事前にパソコンやスマートフォンで店内の様子をチェックします。
そんななか、店内の様子がわかる飲食店とそうでない飲食店とでは、どちらのほうが集客しやすいでしょうか。ほぼ間違いなく店内の様子がわかる飲食店のはずです。あなたの飲食店でも店舗の雰囲気や内装などの情報をうまく伝えられていないため、お客さんが来店してくれないのかもしれません。
店舗の入り口やWeb上に情報が少ない
店舗の入り口やWeb上にほとんど情報がない飲食店も集客で苦戦することが多いです。情報量が多ければいいというわけではありませんが、さきほどお話しした通り、お客さんは飲食店選びの際に情報収集をおこないます。そのとき情報が少なければ、お客さんから興味・関心を寄せてもらうことができません。
一方、メニューや価格、住所、営業時間、店内の雰囲気、座席、働いているスタッフなどの情報が細かく記載されていれば、お客さんから興味・関心を寄せてもらいやすくなります。それが、集客成功の可能性を高められることにつながります。
これらの特徴には「飲食店の魅力がお客さんに伝えきれていない」という共通点があります。つまり、お客さんが来ない飲食店は情報発信がうまくできていないのです。そもそもお客さんは来店するまでその飲食店の料理の味や接客などのことを知りません。集客を実現するためには情報発信をおこない、お客さんにそうした飲食店の魅力を知ってもらう必要があるのです。
ある程度の情報を伝えることが大事!
情報を発信していけば知名度が上がり、お客さんにあなたの飲食店を知ってもらいやすくなります。
なかにはブランディングの関係上、あまり情報を出したくないという飲食店もあるでしょう。しかし、ある程度の情報がなければお客さんに魅力が伝わらず結果、人が集まらない飲食店になってしまうかもしれません。多くの人に来店してもらえる飲食店にするためにも、なるべく情報は発信していくようにしましょう。
そして情報の出し方。つまり、お客さんとのタッチポイントとして効果的なのが「自社サイト」と「媒体」です。特に自社サイトは、あなたの所有物となります。余すところなく情報を発信できたりするため、お客さんに飲食店のことをよく知ってもらう方法としておすすめです。
一方、媒体も飲食店を探している人たちが集まるプラットフォームという特徴がある点、幅広い層のお客さんに効率的な訴求をおこなえます。自社サイトと媒体をうまく活用しながら情報を発信し、お客さんが集まる飲食店にしていきましょう。
今回ご紹介してきたようにお客さんが来ない理由はいくつもの要因が関係しています。その問題の解決に情報発信は有効に働いてくれます。お客さんにあなたの飲食店の魅力をよく知ってもらうためにも情報は積極的に発信していくことをおすすめします。
【参考】
https://inqup.com/restaurant-management02
お店にお客が来ない本当の理由(前編)
http://uriup.tokyo/more_customers/forget-you
あなたの店に「客が来ない」理由