メニューが少ないとお客さんが飽きてしまう
新しいメニューをつくりたい…
けど、どうやって開発すればいいのかよくわからない…
そんな悩みを持っている飲食店経営者は多いのではないでしょうか。
飲食店の成長を目指すうえで欠かせない取り組みのひとつ「メニュー開発」。お客さんの満足度を高め、リピート率を向上させる際にも大いに役立つ施策です。
特に大衆向けの飲食店は、地域密着型の飲食店や決まったメニューを売りにしている飲食店とは異なるので、お客さんが料理に飽きてしまわないように積極的にメニュー開発をおこなうことが大切になります。
ところが、開発方法がわからないために新しいメニューづくりになかなか取り組めていない飲食店があることもまた事実。そうした飲食店はどのようにメニューの開発を進めていけばよいのでしょうか。
飲食店メニューの考案方法は?
そんなときにおすすめしたいのが「外部の情報を取集すること」です。具体的にどうやって情報を集めていけばよいのかご紹介します。
ほかの飲食店のメニューを視察する
あなたと同じように、競合も日々新しいメニューの開発に力を入れています。試作品は相当な数になるはずです。そのなかには斬新なアイデアのもとつくられ、実際に提供されることになった料理もあります。そうした料理を、自分の舌で味わい観察することで、新しいメニューの開発に役立てることができます。競合をはじめジャンルが違う飲食店にも、積極的に足を運んでみましょう。
雑誌、ネットから斬新なアイデアを仕入れる
雑誌やネットにはさまざまな創作料理が掲載されています。そうした情報をチェックすることもメニュー開発をおこなううえで大切になります。こまめに雑誌やネットを調べながら新しいメニューを考案してみてください。
お客さんへのアンケート
お客さんから直接、料理に関するニーズを聞き出すことも有効な方法です。その情報をもとにつくったメニューであれば、お客さんの満足度を高められ、リピート率向上を実現しやすくなります。また、口コミによって新規のお客さんを増やしやすくなることにもつながります。
自分一人で考えるのではなくアンテナを広くしながらメニュー開発に取り組むことがよりよい料理を提供できることにつながります。ぜひ、上記のポイントを参考にしながら情報収集に取り組んでみてください。
メニュー開発はプロに任せる方法も!?
メニュー開発に取り組む際はプロに任せてしまう方法もおすすめです。以下、プロにメニューの開発を依頼することのメリットとデメリットをチェックしていきましょう。
プロにメニュー開発を依頼するメリット
複数の飲食店運営の知見がある
基本的にプロは多くの飲食店のメニュー開発に携わっています。そうした経験をもとに料理の考案をしてくれるので、自社に最適でお客さんの満足度を高められるメニューを開発しやすくなります。
利益率を考えた提案
飲食店を運営していくためには利益を出さなければなりません。プロは通常、そうした利益率などのことを踏まえたうえでメニュー開発に取り組みます。単純に味やネーミング、見た目だけを意識しません。ここもプロに依頼するメリットです。
食材の仲介も可能(会社によって)
プロはメニューの考案だけでなく、開発に必要な食材の仲介までおこなってくれることがあります。わざわざ自社で買い付けしなくていいところもプロに依頼するメリットといえるでしょう。
プロにメニュー開発を依頼するデメリット
費用がかかる
これは当然のことですが、プロにメニュー開発を依頼すると、そのぶん費用がかかります。どれくらいの費用かはそれぞれで異なりますが、メニュー開発にあまり予算を割けないという飲食店にとっては、ここが大きなデメリットになるでしょう。
自社との意見が合わない場合もある
お客さんの層によっては自社とプロの間で意見の相違が生まれることもあります。こだわりが強かったりすると、このようなデメリットを感じることがしばしばあるかもしれません。
メニュー開発は適切なやり方で進めていくことが大切になります。自分一人で開発することにこだわるのではなく、さまざまな情報を参考に飲食店の成長を実現できるメニューの開発に取り組んでいきましょう。